活性酸素の害

 健康番組などでも度々取り上げられる「活性酸素」。これが体内で増加すると、様々な体の不調が現れるようになります。

 

 例えば、疲れやすくなったり、疲れが抜けなくなる、だるさを感じる。代謝の低下、冷え性、シミやシワ。そしてドロドロ血の原因になり、脂質(コレステロール)を酸化させ、動脈硬化、糖尿病、高血圧と言った生活習慣病。そして認知症の原因にもなる(または症状を悪化させる)と言われています。

 

 更に、細胞そのものを酸化させることで本来の働きが出来なくなり、体の機能そのものが低下します。「体を錆びつかせる」とか「細胞を錆びつかせる」と言うのは、正にこの状態のことを言います。

 

 一説によると、「病気や老化の原因の90%は活性酸素にある」、のだそうです。

 

 「いつまでも若く健康でありたい」と願うなら、体内で増えすぎた活性酸素の除去は必須と考えなければなりません。

活性酸素を除去する方法

 では、活性酸素を除去するためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?。基本は食生活です。

 

 とにかく、バランスの良い食事を心がけて下さい。その理由は3つ、抗酸化酵素と抗酸化ビタミン、ファイトケミカルです。
 

抗酸化酵素


 人間の体には、活性酸素を除去する「抗酸化酵素」と呼ばれる物質を作り出す機能があります。この抗酸化酵素、アミノ酸とミネラルから合成されるので、偏った食生活でタンパク質やミネラルが不足すると、抗酸化酵素も不足してしまいます。
 

抗酸化ビタミン


 ビタミンCとビタミンEは活性酸素を除去する力、抗酸化力があるビタミンとして知られ、抗酸化ビタミンと呼ばれます。
 

ファイトケミカル


 ファイトケミカルと言うのは、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質の総称で、抗酸化ビタミンを上回る高い抗酸化力があることが分かっています。

 

 セサミンやアントシアニン等のポリフェノール、アスタキサンチンやリコピン、ベータカロテン等のカロチノイドもファイトケミカルの一種です。

 

 活性酸素を除去するためには、体内で抗酸化酵素を増やし、抗酸化ビタミンやファイトケミカルを積極的に摂取することが必要です。そのためには、とにかくバランスの良い食生活を心がけることです。1日3回の規則正しい食事の中で、緑黄色野菜や果物、魚介類を積極的に摂りましょう。

 

 炭水化物ばかりの食事、糖分や脂肪分の過剰摂取。またはインスタント食品やレトルト食品ばかりの食生活は、逆に活性酸素を増やしてしまいます。

 

 とは言え、毎日バランスのとれた健康的な食事を続けるのは実際には難しいですね。たまにはラーメンも食べたいし、甘い物を控えるのも辛い。また、ファイトケミカルは食品中の含有量が少ないため、食べ物だけで摂るのはかなり大変ですし、毎日同じ様な物ばかり食べ続けるのも辛い物があります。そういう時はサプリメントの出番です。

 

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活性酸素のチェック

 活性酸素の害と除去方法については分かりましたが、もう一つ問題、と言うか気になるのが、「自分の体に活性酸素が増えているのかどうか?」、と言う点です。言うまでも無く、活性酸素が増えていないのなら、除去する必要はありません。活性酸素の量はどうやって調べれば良いのか?。毎年の健康診断にも活性酸素という項目はありませんし・・・。

 

 これには、酸化ストレスチェックと呼ばれる検査があります。具体的には

 

 ・尿に含まれる、活性酸素によって破壊された物質の量を調べる方法。
 ・血液を遠心分離機や光度計にかけて、活性酸素によって変化した細胞や組織を直接確認する方法

 

 の二つです。残念ながら、血圧や血糖値を調べるように個人で簡単には出来るものではありません。医療機関でないと調べることは出来ませんし、医療機関なら何処でも出来るわけではないので、予め酸化ストレスチェックを受けられるかどうか確認する必要があります。

 

 「これはちょっと面倒臭くてハードルが高い」、と言う方のために、実はもっと簡単に自覚症状からチェックする方法があります。それが下の7つ、

 

 1.疲れやすい、疲れが抜けない。
 2.病気になりやすい。
 3.冷え性。
 4.静電気。
 5.太りやすい、痩せにくい。
 6.体臭が臭い。
 7.老けている。

 

 です。これらは何れも活性酸素が増えると表れる、わかりやすい症状です。
 

疲れやすい


 「疲れやすい」とか「疲れが抜けない」、「だるい」と言うのは、活性酸素が増えたとき、顕著に表れる症状です。

 

 一晩眠って、または一日休んで回復すれば単なる疲労ですが、それで回復しない疲労は慢性疲労と呼ばれます。さらに、この状態が6ヶ月以上続き、日常生活に支障をきたすほどになると慢性疲労症候群と呼ばれます。

 

 これら疲労の原因は、(全てではありませんが)活性酸素が細胞を酸化させ、機能が低下している事によって起きるのです。
 

病気になりやすい


 活性酸素が増えると、細胞を錆びつかせ、本来の機能を低下させると最初に書きましたが、それによって低下する機能の1つが免疫力。その結果、風邪などの感染症にかかりやすくなります。また、一度病気になると、回復にも時間がかかるようになります。
 

冷え性


 活性酸素が増えることで、血液がドロドロになり、特に末端部分の血行が悪くなります。そうなると、幾ら外部から暖めても、生姜等の成分を摂っても、中々冷えが解消されません。

 

 色々対策しているけど冷え性が改善しない、と言う方は、活性酸素を疑ってみて下さい。
 

静電気


 活性酸素によってドロドロ血になると、体はプラスの電気を帯電しやすくなります。そして、金属はマイナスの電気を帯電しているため、プラスに帯電した体で金属に触れると電気が流れ、あの不快な静電気が発生するのです。

 

 何かに触れる度にバチバチしている静電気体質の人は、活性酸素が増えてドロドロ血になっている可能性が高い、と言えます。
 

太りやすい、痩せにくい


 活性酸素によって低下するのは免疫機能だけでは無く、代謝機能も低下します。その結果、太りやすく、そして一度太ると中々痩せない体質になってしまいます。

 

 そんなに食べていないのに太る、ちゃんとダイエットしているのに効果が出ない、と言う場合、活性酸素の可能性があります。
 

体臭が臭い


 加齢臭も含めた体臭の元は、汗や皮脂などの分泌物です。しかし、汗も皮脂もそれ自体に臭いは殆どありません。これらの分泌物が皮膚の常在菌によって分解されたり、酸化する事で臭いが出るのです。そして、酸化させる原因が活性酸素、と言う訳です。
 

老けている


 活性酸素は皮膚の細胞を攻撃してシミやシワの原因になります。また、体に機能そのものを低下させることで、筋肉や内臓などを老化させ、外見と身体機能の両方で老化が進みます。

 

 同年代に比べて老けている、と感じたら、活性酸素のせいかもしれません。

 

 

 これら7つの症状に思い当たるところがあったなら、活性酸素の除去に取り組んでみて下さい。

 

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活性酸素が増える原因

 活性酸素が増えたときに出る症状や、除去する方法を知ったところで、活性酸素が増える原因についても知っておきましょう。これを知らずにいると、幾ら除去するための対策を取っていても、知らないうちに活性酸素を増やしてしまい、対応が間に合わなくなる恐れがあります。

 

 代表的なのは

 

 ・呼吸
 ・ストレス
 ・食事
 ・過度な飲酒
 ・喫煙
 ・紫外線
 ・激しい運動
 ・運動不足
 ・ウィルス・細菌

 

 の9つです。
 

呼吸


 活性酸素は酸素がより反応性の高い物質に変わった物で、元は酸素です。そのため、呼吸によって酸素を取り込むことでも発生します。

 

 何故そんな有害物質が息をするだけで発生するのか?、不審に思うかも知れません。実は活性酸素、体内に侵入した細菌やウィルス等の異物を、その強力な酸化作用で殺菌・消毒する人体の防御機能の1つであり、本来体に必要な物なのです。しかし、必要な物でも増えすぎると体に様々な悪影響を及ぼします。
 

ストレス


 人間の体はストレスを感じると、ストレスに対抗するためのホルモンを分泌します。その時に、活性酸素も発生してしまうのです。また、このホルモンを分泌するとき、ビタミンCが消費されます。また、ビタミンC以外にも、ストレスを受けることで亜鉛やカルシウム、マグネシウム等のミネラル類も消費されてしまいます。

 

 ビタミンCはそれ自体が抗酸化作用をもち、ミネラルは抗酸化酵素の材料です。ストレスでこれらが不足すると、益々活性酸素が増えます。
 

食事


 脂肪分や糖分は、通常エネルギーとして利用されますが、利用されず余った分は肝臓で処理されます。この時に活性酸素が発生します。脂肪分や当分の過剰な摂取は、処理するために内臓に負担を与え、活性酸素を増やすのです。その他、インスタント食品やレトルト食品に含まれる食品添加物も、活性酸素の発生原因になります。

 

 更に、脂肪分や糖分は腸内で悪玉菌を増やし、この悪玉菌も活性酸素を発生させるのです。
 

過度な飲酒


 お酒は適量であれば血行を促進、ストレス解消にも役立ちますが、アルコールの分解処理は内臓(特に肝臓)に負担をかける行為であり、活性酸素の発生原因になります。このため、過度な飲酒は大量の活性酸素を発生させてしまうのです。
 

喫煙


 タバコには数百種類の化学物質が含まれており、これらが体内に入ることで活性酸素が発生します。副流煙でも発生しますので、煙草を吸っていないからと言って安心してはいけません。 

紫外線


 紫外線も人体に有害であるため、これを直接肌に浴びると強力な活性酸素が発生してしまいます。
 

激しい運動


 激しい運動は呼吸も激しくなり、酸素の取り込み量が増えて活性酸素の発生量も増えます。天気の良い日に屋外で激しい運動をすれば、紫外線と合わせて大量の活性酸素が発生します。
 

運動不足


 激しい運動もいけませんが、運動しないのも問題です。何故なら、運動が不足すると抗酸化酵素の働きが低下してしまうからです。
 

ウィルス・細菌


 ウィルスや細菌が体内に侵入したときも、活性酸素は発生します。何故かと言えば、本来活性酸素は、その強力な酸化力によって殺菌・消毒を行い、体を守る役割があるからです。

最後に

 活性酸素から体を守り、若さや健康を維持するためには、活性酸素を除去することと、活性酸素を増やさないことの両方が必要です。

 

 1.毎日の食生活で緑黄色野菜や果物、魚介類を積極的に摂り、タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取。腸内の善玉菌を増やすために、発酵食品や水溶性食物繊維も必要です。

 

 2.お酒は適量を守り、タバコを吸っているなら禁煙に取り組む。

 

 3.外出するときは紫外線対策を忘れずに。

 

 4.適度な運動。

 

 を心掛け、足りない分は水素水などで補いましょう。

 

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